東北旅行2日目 2026年3月29日

八戸 - 浅虫温泉 - 青森

盛岡から八戸に行くには以下の方法がある。

交通手段 料金 所要時間 本数 備考
高速バス🚌 2,200円 2時間半 15時と18時 夕方にしか便がない
IGR→青い森鉄道🚃 3,230円 2時間くらい 2時間に1本 のんびり
新幹線🚄 4,190円 40分 毎時1本 快適
徒歩🚶 0円 自分次第(約110km) いつでも 熊に注意

料金面と予定を柔軟に組める点から徒歩が最も優れているのは明らかだけれど、今回は朝ご飯に八戸で魚を食べる必要があったから速達性を最重視した結果、所要時間の少ない新幹線を使うことにした。

早起きして盛岡駅に向かい、07:59のはやぶさ95号の新幹線に乗ると八戸には8時半過ぎに着いた。目的地の八食センター行きのバスは駅前から08:55に出ていて、時間が近くなるとどこからか人が湧いてきてバス停に集まってきた。途中のバス停では誰も降りず、乗客はみな八食センターまで行くようだけれど、自分は一つ手前の卸センター入り口で降りる。

昔、旅をしていた頃の宿泊は頑なにすべてネットカフェで済ませていたけれど、東北を何日もかけてぐるっとまわったり、北海道まで渡ってから鈍行で戻ってきたりして本当に疲れ果てていた時だけは八戸の新八温泉というスーパー銭湯に頼ることにしていた。深夜料金だけ払うと休憩スペースを朝まで使えたからとても頼りにしていた新八温泉も2023年に潰れてしまい、現在は福祉・介護関係の会社事業所が入ったという話を聞いていたからその跡地を確認しに来たものの、広い駐車場は社用車がぽつぽつとあるだけだし、建物もあまり有効利用している感じはしなかった。

八戸
八戸

八食センターは朝から人出があって賑わっていた。フライ屋に行列ができていておどろいたけれど、ヒラメ漬け丼ですっかり有名になってしまった陸奥湊のみなと食堂とくらべたら列んでいるうちには入らないだろう。

八食センター

もう一番いい季節は終わってしまっているけれど、それでもおいしそうな白子をみかけたので食べないわけにはいかない。魚がおいしいのは冬だから八食センターも冬に来るのが一番いいのは間違いないけれど、どの季節に来てもだいたいおいしそうな刺身が置いてあって、今回は地物の生ニシンとマツカワカレイ、三沢産のホッキ貝を買って、テーブルで念願の朝食にありつけた。

八食センター
八食センター
八食センター

八食センターの大部分を占める市場棟とは別に、回転寿司やラーメン屋、食堂が入っている厨スタジアムという別棟がある。ここの入り口にある勢登鮨のテイクアウトコーナーはバラエティ豊かで地元の人が日常的に買っていくような物が多く、見ているだけでも楽しい。有名な駅弁いかめしの中身だけといったかんじのいか飯と、日常的で肩肘張らないパック寿司を買って食べた。

八食センター 八食センター
八戸

駅までは腹ごなしに歩いて戻ることにした。線路脇の街灯がなく舗装されてもいない道は新八温泉への最短ルートで、終電近くに八戸駅で降り立ってから真っ暗な夜道を携帯のライトで足元を照らしながら歩いた事が何度とある。

浅虫

八戸駅からは青い森鉄道に乗って、水族館があるのに何故かいままでスルーしてきていた浅虫温泉駅で降りた。浅虫水族館は本州の北の僻地にある割におもったよりもちゃんとした施設で、ボラがいないのを別にすればかなり良い水族館だった。イルカのショーは満席だったから立ち見したけれど、謎のオープニングアニメ映像が始まると同時に何のアナウンスもなかったのに急に客が全員、手拍子を始めたから、かなり訓練された客ばかりらしく、あまり外部から客がやってくるような立地ではないこともあってリピーターに特化しているのだろう。イルカショーの舞台上には特別席が用意してあって三人家族が座っていたけれど、ぱっと目がつく場所にそのことについての説明はなかったから、年間パスを買った人に対しての特典だったりするのかもしれない。

浅虫

駅ビルの改装が済んで見知らぬ風景になった青森も、津軽海峡・冬景色の石碑だけはずっと変わらない。石碑は青森駅の北側、元青函連絡船の八甲田丸が展示されている公園に建っている。(※右の動画を再生すると音が出ます) 碑の下部にあるボタンを押すと石川さゆりが「津軽海峡・冬景色」をそこそこの爆音できちんとフルコーラス歌ってくれるけれど、前回来たときは石川さゆりがのどの調子を悪くしたのか休止中だったのが無事に治っていて安心した。二番のサビあたりまででそこそこに石碑を後にして、背中でさゆりの歌声を聞きながら予約しておいたホテルへ向かう。青森の商店街はあまり活気がなくて、先へ行けば行くほどすさんでくる。

青森

荷物を置いたら散策に出かける。青森県観光物産館アスパムの展望台へ登ってみたけれど、閉館時間が近いこともあって人はいなかった。夕方で靄がかかっていて北海道は見えない。展望台を降りて青森ベイブリッジ歩行者通路から沈んていく夕日を眺めていく。

青森
青森
青森

アーケードをあてもなく歩いていると、五所川原で創業して青森を中心に百貨店を展開していた中三の青森店があった跡地にスリーというショッピングモールが出来ているのをみつけた。青森には駅前にアウガという大失敗して市役所が入る羽目になった施設があるけれど、そことは違って若い人たちをターゲットにしているような雰囲気があった。

青森 青森
八戸

フードコートに入っているバーガーキングについての並び方について注意する張り紙が目立っていて、不思議におもっていたら青森県初出店だったようで、二日前のオープン日には朝5時から並んだ人もいたらしい。青森県人がワッパーを求めて押し寄せてきている関係もあってレジ前で店長らしき人が壊れた機械のように「今日はもうワッパーはすべて売り切れです」と申し訳なさそうに説明してくれたけれど、都会からやってきた自分はいつものようにフィッシュバーガーを食べるから何の問題もなかった。開店直後でオペレーションがまだ安定していないのか、バーガーを包む袋をミスしているような気もする。

青森
青森
青森

人のいない街を散歩しながらホテルに戻った。部屋にいても静かで客はそれほど入っていない雰囲気がある。駅から遠いのと、明日が平日なこともあって素泊まりで3,300円だったけれど、ねぶた以外の青森はこんなものかもしれない。

3日目